筋トレ後は冷やすべき?温めるべき?――回復と成長を左右する「冷却」の科学
ハードトレーニング後は「冷却」が次の成長と動きを決める高重量スクワット、激しいコンタクト練習。トレーニング直後の身体は、回復途中ではなく損傷・炎症・熱が集中した戦場直後の状態です。このタイミングで温めると、血流が過剰に上がり炎症が広がり、翌日の張り・重さ・可動域低下につながることがあります。競技者が直後に選ぶべきは「冷却」冷却(冷水・アイスバス)には、炎症の拡大を抑える神経の興奮を鎮め、痛みを軽減血管収縮→再拡張による循環リセットといった効果があります。実際、冷水浸漬は温浴やアクティブレストより筋肉痛・回復で有意差があったとするレビューも報告されています。これは「楽になる」ためではなく、明日も動ける身体を作るための処置です。ただし冷却は使い方が重要論文でも重要とされているのは水温・時間・タイミング。冷やしすぎ・頻繁すぎは、筋肥大シグナルを弱める可能性も指摘されています。ハードトレーニー向け基本フロー軽いクールダウン(5分)冷水 10〜15℃/5〜10分その後は自然復温翌日は温め+ほぐしに切り替えこれが回復とパフォーマンスを両立させる切り替え戦略。結論連日ハードに動く日 → トレ直後は冷却筋肥大最優先フェーズ → 温め中心「温める or 冷やす」ではなく、使い分けることが競技者の回復戦略です。