Dr.ICEの使命と哲学
誰もが、自分の力で、自分らしく整えられる社会へ。Dr.ICEは、そんな想いから生まれました。
MISSION(使命)
誰もが、自分の力で、自分らしく整えられる社会へ。Dr.ICEは、そんな想いから生まれました。
MISSION(使命)
──回復こそ、前進の土台。
身体のケアを、特別なことではなく「当たり前の選択肢」へ。
プロアスリートも、忙しいビジネスパーソンも、家庭で頑張る人も──
誰もが自分の力で整え、持続的に挑戦し続けられる社会を目指します。
VALUES(価値観)
現場主義(Reality-Driven)
現場の声と自身の経験から得たリアルな課題を出発点とし、実用性を追求した製品づくりを貫く。
誠実さ(Integrity)
見せかけではなく、本当に役立つものを。数字や肩書きより、実感と信頼を重んじる姿勢。
感謝と恩返し(Gratitude)
支えてくれた人々、日本という社会への感謝を、形のある製品・サービスとして届ける。
融合力(Fusion of Science & Soul)
科学と武道、技術と感性、世界と日本──異なるものを組み合わせ、新たな価値を生み出す姿勢。
アクセシビリティ(Accessibility)
誰もが安心して使えることを第一に。プロフェッショナル仕様を、日常に落とし込む工夫を忘れない。
持続可能なウェルネス(Sustainable Wellness)
一時的な流行ではなく、続けられる健康習慣を支える製品設計・サポートを追求する。
きっかけは、自分自身の“限界”でした。私はかつて、フィットネスマシンを全国に届ける仕事をしていました。鉄製の大型マシンは非常に重く、前日の積み込み、長距離運転、現地での搬入と組立──そのすべてが、体力も集中力も限界まで消耗させる日々でした。この経験を通じて痛感したのは、「鍛える」だけでは限界があるということ。翌日のパフォーマンスを左右するのは、むしろ「どう回復するか」でした。
そんな中、私を救ってくれたのが「日本の文化」でした。風呂での温浴、サウナでの発汗、そして水風呂での冷却。この一連の“整う体験”が、私の身体と心を翌日に向けて再び立て直してくれたのです。さらに、筋トレに励む中で気づいたのは、「成果を出すためには、鍛えること以上に回復が重要である」という事実。冷却を取り入れたことで、筋肉の張りや疲労感が明らかに変わり、リカバリーはただの休息ではなく“前進の手段”であると確信しました。
冷却は、身体だけでなく思考にも影響を与えます。ある日、水風呂で整ったあとにデスクに向かうと、信じられないほど頭が冴えていたのです。集中力が増し、心が静まり、思考がクリアになる。それ以来、冷却は私にとって「リラクゼーション」ではなく、「自己を最高の状態に戻す習慣」となりました。
私は15年間、日本で空手道場を運営し、子どもたちと日々向き合ってきました。厳しい練習の後でも、彼らは一晩ぐっすり眠ることで、翌日には元気に戻ってきます。子どもたちが持つこの“自然な回復力”こそが、パフォーマンスの土台だと気づきました。栄養のある食事、質の高い睡眠、家庭のぬくもり。しかし大人になると、その「当たり前」が不足していきます。だからこそ、冷却という習慣で回復を補い、次に進む力へと変える──それが私の考える「現代の回復力」です。